5月31日 土曜日
おはようございます!
ハイパーむかいです('◇')ゞ
今日の心がけ ◆仕事を楽しみましょう◆
今から約千二百年も前にまとめられた「万葉集」には、日々の仕事の中でうたわれた歌もあります。麻の布を晒す仕事の中でうたわれたものを紹介します。
多摩川に 晒す手作り さらさらに 何ぞこの子の ここだ愛しき
歌の意味は、「多摩川にサラサラと晒す手作りの布ではないが、どうしてこの子が、更に更に、こんなにも愛おしいのか」という意味です。
多摩川は、東京都と神奈川県の県境を流れる川です。麻布を川に晒す労働も、このような歌をうたいながら行えば、疲れも軽くなったことでしょう。
次は、信濃の国の歌です。信濃は今の長野県で、奈良の都から信濃の国に通じる立派な官道が、この時代に新たに完成しました。
信濃路は 今の墾道(はりみち) 刈株(かりばね)に 足踏ましむな 沓(くつ)はけわが背
この歌は「信濃路は、森を開墾していま出来たばかりの道です。切り株を踏んで足に怪我をしないように、履き物をはきなさい。愛しい夫よ」という意味です。
愛しい人が通る道を作っていると思えば、頑張り甲斐もあったことでしょう。
今日の心がけ ◆仕事を楽しみましょう◆
さぁ~ 今日もハイパーにいきましょう(∩´∀`)∩
愛しい人が通る道
2014年5月31日